こちらの本を読みました👇
「父が娘に語る経済の話。」
小難しい専門用語は全然なく、
経済の仕組みがとてもわかりやすく書かれていて
現在の世界の市場社会が至る歴史的背景が
どういったものだったのかが理解できました。
人類史の中で農耕が発明され、
余剰が出たことがすべての始まりで、
そこから余剰を記録するために文字ができ、
通貨ができ、債務や国家や官僚制や軍隊が生まれ
支配者が支配し続けるために必要とされたのが
思想＝宗教だったとのこと。
この本を通して経済を人類史の視点からみると
さまざまな社会経済の変化の中で
何に価値を置くのかが変化し
（農民より羊が重宝されるようになったときには
追い出された農民たちは大変だった）
人間が追求するものが変化し
（経験より利益・お金が大事になった）
その過程で人類が負った傷や恐れを
現代の私たちはそのまま引き継いでいるのだと
感じました。
現に今も、市場の在り方の変化した後、
交換価値に支配される「市場社会」では
人は、自分が市場に与える影響を通して
自分の価値を測ってしまうようになったのだと。
つまり、給料や社会的な地位が自己価値に
なっていると捉えました。
そして今も、支配者層によって刷り込まれた
迷信や思想をごく当たり前のものとして
生きていることで、
お金に縛られているのだと受け取りました。
何が言いたいかというと、
遺伝子易経で学んだ先祖からの闇や癖の中に
こうした経済面で人類が負ってきた傷や価値観も
含まれているのだということ。
それが今現在のお金や仕事や地球環境に対する
価値観に大きく影響を与えているのだと
理解できたので、そういったところからくる枠に
はまっていたのだと気づくことができました。
今の市場社会は人の欲望を刺激し
それを満たそうと行動を促す社会。
逆に創造性や人を大切にすること、
地球環境のことは蔑ろにされてきたのだから
少し外側から社会を見つめ、
自分は何を大事にしたいのかを見ることが
自分は何を残したいのか、
自分はどう生きたいのかに繋がる話だと
感じました。
SDGsやSangoの今後の活動を考える上でも
参考になったので、このタイミングで読めて
良かったです😊
今日はこの本が何を伝えようとしているのかを
理解したくて、
自分のためのまとめのつもりで書いたので
私の感情は入ってないかもしれませんが
ご容赦ください💦
お読みいただき、ありがとうございました🙏
🌺私とは
わたなべ まみこ
小中高時代は普通に学校に行けましたが、
感情を押し殺しながら、まじめに頑張りすぎて
壊れました🤣
社会人になり、普通を目指して働いていましたが
気質を理解するまでは生きづらさ満点💯
いまやっと「本当の自分」に出会い、
自分を生き始めたところです(^^)
好きなことは書道、英語、手作りです！
消しゴムはんこのインスタグラム 空凛堂
@kurindo.
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